1.良い表情
良い表情とはどのような表情でしょう?
結構難しいですよね?では駄目な表情とは?
一般的な見方だけでお話ししますと硬くこわばったいかにも作った
というような表情や表情として何も感じないような表情や表現は
ポートレートの場合駄目な形ではないでしょうか?
写真の場合、多少顔の表情を変えても変わったようには写りません。
思っているより表情を大げさに出さないと表現としては写真では
わからない状態になります。
なので自分でこつを掴むしか方法は無いのですが鏡に向かってや
携帯電話の写真機能やデジカメなどで何度か笑顔などを練習して
みてください。
またカメラマンに現場で要求されることはモデルさんとのコミニュケーションです。
2.素人モデルさんへ
撮影の現場で我慢はしないで下さい。
痛い、きついなどは我慢しないですぐにカメラマンへ伝えて下さい。
「えー何で?出来ないの?」 なーんて言うカメラマンは駄目カメラマンです。
クライアントからの強い要望があってのポーズで無い限り
「痛い?じゃ止めましょう。」 ってすぐに別のカットになります。
痛いとか辛いのを我慢していてもいい表情にはなりません。
耐えている自分ってえらい!!って結果には繋がりません。
学校のクラス写真とか修学旅行での記念写真ではないので
「瞬き 」は我慢しないで普通に瞬きをしてください。
たとえ目つぶりになろうが半目になろうが構いません。
そういう結果にならないために数枚同じカットを撮っています。
瞬きを我慢されるとビックリ顔になってしまい表情も良くないですし
また時間が経過するとなみだ目や充血した目になってしまうので
いいことはなにもありません。
後意外と多いのが「目線どこ向けば?」ということをおっしゃる方がいるのですが
真っ直ぐカメラのレンズを見て下さい。
撮影中の「瞬き」と「おしゃべり」は我慢しない!!
そして真っ直ぐカメラを見る。これをお願い致します
そして今はまだカメラの前に立つのが不慣れでも必ずあなたにも出来ます 。
2.素人モデルさんへ
ポーズって言われても難しいですよね?
ではどうすればいいのでしょう?
難しく考え無いで下さい。例えば手を一切使わず
ただ角度は斜め角度で立ちます。
これに最初右手で右の髪の毛を掴む、触る、次に左手で同じことをします。
次に両手で髪の毛の下を掴みます。
いかがですか?これで6パターンです。今度は体の向きを逆にします。
そして同じことを繰り返します。これで倍ですよね。
次は真正面に向いて同じことをします。すると3倍で18通りになりました。
ちょっとした動きと向きを変えることによって何倍にもなります。
また手を変えるなどの動作を行う時はゆっくりと行うと
カメラマン側からすると助かります。
またそれっぽく見せるコツですが、カメラに向かって斜め立ちをします。
そしてカメラに近い方の足先をカメラに真っ直ぐ向けてください。
それだけでそれっぽくまたほっそりと見せれます。